1年ってホントにあっという間ですね。特に今年は新型コロナに振り回されて例年以上に気が付けば年末になっていた印象です。
今年は生活様式が変わったことでお部屋のしつらえも変わらざるを得ない部分がでてきました。
ニューノーマル時代「関所」を作って新しい入室行動を
例えば玄関に消毒液を設置している方が大半だと思います。外からの荷物は部屋に持ち込まないようになったり、すぐさま洗濯やバスルームに直行するようになったなど生活動線に変化を余儀なくされました。
私個人でいうと、備蓄をしっかりするようにしたので収納スペースの半分は備蓄に取られたり、それだけでは足りずに新たな備蓄収納スペースをつくったりしてただでも20㎡しかない1Kですので大変な人口(モノ数)増加です。(しかし片づけコンサルタントなのでうまい具合に収納できて我ながら感心しています)
季節がら、玄関のしつらえが外からの様々な菌を持ち込まないための「関所」の役割を大きく担うことになります。
家に入る前~入居後
基本的に外から除菌してないモノを居室内に持ち込まないことが大前提!
- 玄関の扉を開けるまえに、コートのホコリを振り払う(吸い込まないように!)
- コートの生地を傷めない種類の除菌スプレーをかけて玄関付近のハンガーラックにかけておく。
- 靴は靴底をアルコール消毒。(こんまりメソッドではそもそも靴裏を拭いてから靴箱に入れていたのでそれに除菌をプラスするイメージ)
- その日の行動範囲にもよりますが、衣類は玄関で脱いでそおっと洗濯機へ。
玄関と室内の間にシャワーカーテンのようなビニール素材のカーテンをつけて空気を遮断するのも推奨されています。舞い上がったさまざまな菌が居住空間に少しでも入り込まないように努力する価値はあると思います。
モノの除菌
本人がお風呂に入る前に、持ち物で特に触ったものをでアルコール耐性のあるものは除菌します。
・バックの中身
こんまりメソッドでは『毎日持ち歩くモノ置き場』というカゴや箱があり、いつも持ち歩くものは帰宅後すべてそこに入れることになっています。コロナを機にこの習慣を取り入れてはいかがでしょうか?モノをバックからカゴに移す作業に除菌をプラスすればOKです。
除菌されたモノだけが居室に持ち込みOKということになります。特に携帯電話とPASMOやクレカなど頻繁に出し入れしたものは念入りに。
・バック
当然バックも除菌します。革製品はアルコール除菌できないので新型コロナが収まるまではアルコール耐性のある素材のバックに切り替えるくらいの覚悟も大切です。
こんまりメソッドではバックの内側、外側をキレイにしてから定位置にしまっていたので、ここでも乾拭きから除菌拭きに変わっただけになりますが、素材に注意して行いましょう。(こんまりメソッドではバックに「今日もありがとう。お疲れさま」などと労をねぎらう意味でキレイにしています)
・買物してきた場合は買ったモノも極力除菌。
・エコバックも除菌します。
・鍵、ドアノブ、スイッチ
玄関のドアノブや灯りのスイッチは都度消毒が良いでしょう。
(クセづけできていると脳負担を押さえられることが重要)

デイリー以外の要除菌アイテム
- ・玄関マットはたびたび洗える素材やアルコール除菌に耐えうる素材に変えましょう。(しかし柄はときめくモノで!)
- ・玄関内に飾られたモノ、靴箱、傘立て、すべてのモノを頻繁に拭きましょう。
- ・玄関の扉自体、玄関内の壁面も意識して拭きあげましょう(時はちょうど大掃除の師走です)。
- ・玄関のたたきをキレイにしておくことはニューノーマル以前からの風習ですのでここでは割愛します。
一連の作業を玄関内で
いかがでしたでしょうか。
ここまでの作業を玄関内のビニールカーテンで仕切られたエリア内で行います。
関所(除菌エリア)にはアルコールスプレーとアルコールシート(またはウェットティッシュ+アルコール)を置いて小さなふた付きゴミ箱かゴミ用のビニール袋もあるといいでしょう。
玄関は寒いので小さなヒーターがあったら完璧です。
一連のルーティーンが終わったらやっとマスクを外して手洗いうがいに入ります。お疲れ様でした。
しかし現実は、疲れて帰ってきて、部屋に上がる前に一連のこの作業を狭い玄関内で行うのはなかなかの苦行です。小さなお子さんがいたり、酔っ払って帰ってきた夜などにはなかなか難しいのもわかります。
でも、相手はウイルス。「今日は疲れてるからスキップ、、」のエクスキューズが効かないのです!
関所破りに軽々と侵入を許していては国(居室内の衛生環境)が乱れます。あなたの関所は今どうなっていますか?これからはどうしますか?
毎日の「関所越え」が負担にならないたったひとつの方法
こんまりメソッドなら一連の作業が苦行でなくなる
「除菌」があるかないかだけ
こんなに面倒な作業が増えたのにも関わらず、実はこんまりメソッドを順守していた民にとってはそれほど生活様式が変わっていませんでした。
「除菌」という概念が増えただけ。
つね日ごろから、持ち物全部に「今日もありがとう。お疲れ様」と感謝の念を込めてバックから取り出すこんまりメソッド民にとってはモノを拭く作業に変わりはなかったのです。
ニューノーマル時代になっても生活様式はあまり変わらず、より一層丁寧な暮らしを続けています。
なぜこんまりメソッド民がこんなに変わらない丁寧な暮らしができるのか不思議ではありませんか?
こんまりメソッド民の丁寧な暮らしの秘密
丁寧な暮らしが良い、悪いというわけではありませんが、「雑」より「丁寧」なほうが印象がいいですね。丁寧な暮らしは自分を丁寧に扱うことにつながりますので自己肯定感をひたひたと高水準に保ってくれます。
こんまりメソッドを終えた人のうちにあるものはすべて「ときめく」ものになっています。
そのことがコロナ時代に入り除菌マストな生活に抵抗感なく移行できた大きな要因です。
圧倒的に所有するモノの量が違うから
答えのひとつはこんまりメソッド民は所有するモノの「量」が圧倒的に少ないから。
モノが少なければ拭く手間も仕舞う手間も多い人よりは少なく済みます。単純ですが「モノの数×手間」という簡単な掛け算が生活に時間的余裕をもたらします。
圧倒的に所有するモノの質が違うから
もうひとつの答えはこんまりメソッド民の所有するモノへの愛情、つまりモノの「質」です。
少ないモノのひとつひとつにときめきがあり愛情がありますので、取り出してひとつひとつ拭きあげる作業に苦痛がありません。むしろ大好きなモノたちに改めて愛情を伝えられるうれしい瞬間です。
想像してみてください、カワイイ我が子が泥まみれになって帰ってきた時のことを。ただただキレイにしてあげたいと思いませんか?そしてお風呂上りのピカピカな姿にまた幸せを感じやしませんか?こんまりメソッド民とモノとの関係はこれに似ています。
ニューノーマルの「関所」を整えよう!
だからいまこそ、こんまりメソッドを
けど30過ぎると「ときめき」にはコツがいる
そんなわけで今こそが「ニューノーマル時代の関所」を整える時であり、こんまりメソッドを取り入れる時であるといえましょう。
なぜなら、大切に残すべきモノを選ぶ作業はそこそこ大変だからです。片づけコンサルの経験上、30代以上になると「ときめきで選べる」ようになるのにはガイドが必要だと感じます。
「ワックスかける、ワックスとる、、、」(40代以上にしかわからぬネタですみません)と、訳も分からず繰り返させられる少年がいつの間にか武術の型を体得してるかのように、こんまりメソッドもレッスンで会得してしまうのが結局確実で時短なのです。
「ときめきで選ぶ」ただそれだけのことなのでお子さんだとあっという間に仕分けられるのですが、年齢を重ねるとその豊かな経験こそが邪魔をして
年齢を重ね、失敗することが少なくなった世代こそ、「ときめきセンサー」はすっかりサビ付いて、まったく発動してくれません。そのサビをゆっくり落としてあなたの「ときめきセンサー」が動作をスムーズにすることが、私たち片づけコンサルタントの仕事でのひとつ。
つまりは私はあなたの「ときめきセンサー」の KURE 5-56 のような存在です。
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