こんにちは。
こんまりメソッドでモノも見極め、厳選し、各自に定位置を与えあるので、安らぎのハーモニーに満ちた自室でぬくぬく過ごしているこんまり流片づけコンサルタントのChinacoです。
おかげ様で2021年でコンサルも6年目になるChinacoですが、、、恥ずかしながら実はいまだにしっくりする居場所を与えられてないモノたちがいます。
流動的カテゴリーの「あのコたち」とは
それは、ネイルお手入れセットです。
ネイル用品って気分により増えだすと増えますが、私はいまのところ小さなカゴで収まっています。
小さなカゴに入っているのは

除光液(見た目がかわいく安いのでインテグレート)
コットン
ネイル(脚用2色・手指用2色・トップコート)
爪やすり・爪切り・ニッパー・なんか棒・毛抜き
ペディキュア用の指セパレートにするヤツ
見た目もかわいくなるようにカゴからはみ出る除光液のボトルデザインにまでこだわって選んでおりますが、いかんせんカゴ自体の定位置が定まらず、片づけ祭りから6年経った今もなおさまよっております。
同類のはずなのにしっくりこない「あのコたち」
ネイルケアセットって、美容系・装飾系のどのカテゴリーとも隣接してる八方美人でありながら、関連するカテゴリーに並べてみるとなぜか異質感を醸し出しませんか?
こんまりメソッドでは収納は似てるカテゴリー同士をできるだけ一か所にするすることを推奨しています。
例えば帽子なら、
衣類の延長としてならクローゼットに、
コレクションでもあって眺める趣味的な立ち位置ならお部屋の見えるところに、
はたまた、行動動線仲間として出がけに必要な仲間たちと共に玄関近くに、、、などです。
ネイルケアセットの場合、
外見を整える意味では装飾品のカテゴリーのようだが、アクセサリーとは違ってしっくりこない。
カラダの一部の外見を整える意味ではヘアブラシのカテゴリーに近いが、毎日は使わない。
同様に使う範囲はボディケアに属するが、やはり毎日使うものでもない。
化粧品と一緒かというと、爪やすりやらニッパーやら、なにか”工具”に近いものが多くてメイク道具のカテゴリーともなんか違う。
スキンケアの亜種ともいえるが、スキンケアグッツとは明らかに違う。
彼女たちの居場所が定まらない最大の理由はネイルケアセットのカテゴリ―が流動的だからなんでしょうね。
ならば動線でまとめてみるも
カテゴリ分けだと定位置が決まらない場合は使う動線で考えるといい感じの置き場も見えてくるのが通常なのですが、、、このコたちに関してはそれでもしっくりする場所がないんですよね。
例えば私の場合、ネイルケアするのはだいたいリラックスしてる週末の夜か休日の終日に、Youtube 見ながら。
そうなるとリビングかテラス(テラスでおひさまの下でネイルケアするのが謎に至福感あり)のそば。
けれどリビングだとやはり”工具感”が気になり、
テラスそばの本棚(ボディケア本チーム)の中に置いたこともあるけどベストではなかった。
浴室そばだと、”ウェット感”が足りずに違和感あり、
寝室だと”作業感”が目についてやっぱりなんか違う。
「使用頻度の網」からもこぼれ落ちるあのコたち
モノ別のカテゴリ―をまたいで「使用頻度」でくくるカテゴリーもあります。
書類の中の「今使っているモノ」なんかがそれにあたりますね。
しょっちゅうつかうハサミなんかはそれだけ独立して「毎日使うセット」に入れておくのはありですから、そんな感じのくくりに入れてやろうと思ったのですが、この包囲網からもあのコたちはこぼれ落ちてしまいます。
一度ジェルネイルのサイクルに入ってしまうとほとんど取り出さなくなりませんか?
使用頻度が「度々」⇔「かなりたま~に」を行き来するんですね。
この使用頻度の網でもくくれないのもネイルケアセットの定位置が決まりずらい要因です。
帰るところがない寂しきモノたちはたまり場に集まる
私のウチには”なんか違うモノたち”が集うラックがあります。
ここには動線上、ここに納まるしか他に場所がないモノたちや、このネイルケアセットのようにどこに置いてもしっくり来てないモノたちが暫定的に置かれる棚になっています。
もとはキッチン用のサブ作業台として購入したキッチンワゴンですが、キッチンの一角(といっても1Kのためキッチンもお風呂の脱衣所も兼ねた廊下の一部分ですね)に置かれたこの棚が居場所がいまいち決まらないモノたちの溜まり場となっています。
たとえば下段には
量が増減するお茶関係の箱(麦茶買うと最初はスペースとるため)、
雑誌類(お風呂で読み期間が来たら手放す読みたいモノ関係)、
日常使いの食器がまとめられた箱(もちろん縦入れ)
中断には
ヘアケアセット
ボディケアセット
洗浄セット(目を洗うモノ・鼻洗浄・うがい液)
肩こりセット(レンジで温める目・肩用のパッド)
冬場は湯たんぽも中段に格納される
上段には
頻繁に使うめちゃ細かいモノセット(オフロ入るときの髪ゴム・コンタクト・コンタクト用目薬・小さいハサミ などなど)
ヘアアクセサリー(クリップモノ)
ヘアアクセサリー(布っぽいモノ)
そして空間がひとつ分あります。
上段の空間にネイルケアセットが入れそうな横スペースはあるのですが、ネイルセットは除光液のために縦幅があるため上段には入れないでいるのですね。
ネイルケアセットあるあるですね。
そんなわけで寂しいモノたちがワイワイ集うことで寂しさを紛らわせてるせいか、どうもこの棚まわりは落ち着きがなく、刹那的。
一時的な居場所なんだな~ってことを感じ取ってるみたいで、ほんわかしたムードじゃないんですよね。
孤高の仕事人たちが集まるプロフェッショナルの尖り感が漂ってる感じ。(それはそれでキライじゃない)
こういう不安定なムードは常にかなり気をつけてないと、あっという間に部屋全体を”なんとなく不安定なオーラ”で覆ってしまうので注意が必要です!
私の場合は頻繁に声をかけて不安を和らげてます。「仮の場所ですいませんね~」ってひと言かけるのが大切です!
居住空間が狭くて密なので、モノたちの不安や不満もすぐに自分に影響してくるため、かなり機敏にこういう地道な声かけ運動で対応しています(もはや生活の知恵レベル)。
一般的なおススメの収納場所
片づけ祭りでコンサルに伺うお宅では浴室の洗面台の戸棚の一角にちょこんと置いたり、
ドレッサーがあれば迷わずそこに収納しています。
みなさんはここまで悩まなくてもいいので、ざっくり「コスメ関連エリアの末席あたり」または
「『オシャレ』のキーワードでつながれるエリア」でよいかと思います。
「オシャレ」つながりならクローゼットのなかでもいいですし、出がけにマニキュアを塗るなら玄関でもOKです。
置いてみて、使ってみてしっくりくるか?ウキウキするか?で判断してください。
片づけ祭りを終わらせた方にはこの「なんかウキウキする」感、わかっていただけるのではないでしょうか?
ここまで頭とときめきを駆使してもネイルケアセットの定位置が見つからない私は、もはや一回り大きめの部屋への引っ越しを考えるべき時なのかもしれませんねぇ。
Your choice,your life
Chinaco