Chinaco’s Relaxing Room & Life

暮らしと人生に余白を

For SDGsGoal14 海を守れるTo Do 5つ 

約5分

地球の70%を占める海。その環境は汚染、温暖化により限界を迎えています。海洋汚染、海洋資源の乱獲、海洋酸性化を減らすための対策が急がれるゴールです。

海の豊かさを守ろう

ゴール14 「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

ゴミのポイ捨てや家庭・工場から化学物質を含んだ排水が河川に流れて汚染が進んでいます。また、地球温暖化による海水温度の上昇、海流は変化し海洋生物に甚大な悪影響を与えています。

SDG'SGoal14 海の豊かさを守ろう
海の豊かさを守ろう

ゴール14では海のもつ役割を維持しながら将来にわたっても持続可能な方法で海を利用していくことを目指します。

海の豊かさはとは?

まず海の役割を確認しよう

気温と気候の調整

┗大気に水分を供給してくれているのは海 

┗地球全体の気温や気候を調整してくれています

地球温暖化を抑える 

┗人間の活動により発生する二酸化炭素の約30%を吸収してくれています

めぐみを与える

┗食だけでなく、水産業、鉱物、エネルギーとしての恵みを与えてくれています

┗水路として商業や輸送を支えてくれています

知らずに海洋汚染しないために知っておこう

界面活性剤

合成界面活性剤によって作られた台所洗剤、洗濯洗剤、シャンプー歯磨き粉は、分解されにくく川や湖の汚染の原因になります。

合成繊維

合成繊維は小さなマイクロプラスチックダスト粒子を放出し、やがて海や肺にも届きます。

Goal14のターゲットを確認しよう

ターゲットの方向性をざっくり理解しておこう

  • 陸上での人の活動による汚染を含めあらゆる種類の海洋汚防止、大幅減少をめざす
  • 科学的協力を進め、海洋酸性化による影響をできるだけ少なくし、対応を行うことをめざす
  • それぞれの水産資源を持続可能な漁業がでできるようになる量まで回復させるため、魚などを必要以上にとる違法な漁業行為を終わらせ、科学的な管理を行うことをめざす

個々のターゲットを確認しよう

14.1 2025年までに、陸上活動による海洋堆積物や富栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させる

14.2  2020年までに、海洋および沿岸の生態系のレジリエンス強化や回復取り組みなどを通じた持続的な管理と保護を行い、大きな悪影響を回避し、健全で生産的な海洋を実現する

14.3  あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響に対処し最小限化する

14.4  2020年までに、漁獲を効果的に規制して、乱獲や違法・無報告・無規制(IUU)漁業および破壊的な漁業慣行を撤廃し、科学的情報に基づいた管理計画を実施することにより、実現可能な最短期間で水産資源を、少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる持続的生産量のレベルまで回復させる。

ダイナマイトを海に投げて浮いた魚をとる漁法や目的以外の魚が網にかかった場合捨てる「混獲」といった違法な漁業、破壊的な漁業もあり、特定の生物については、漁獲量がゼロになる地域もあります。

14.5  2020年までに、国内法および国際法に則り、入手可能な最適な科学的情報に基づいて、沿岸・海洋エリアの最低10%を保全する

14.6  2020年までに、開発途上国および後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、差異のある特別な待遇がWTO漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識したうえで、過剰生産や乱獲につながる漁業補助金を禁止し、IUUにつながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する。

14.72030年までに、漁業、水産養殖、および観光の持続可能な管理などを通じた、小島嶼開発途上国および後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的利益を増加させる

14.a海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案し、科学的知識の増進、研究能力の開発、および海洋技術の移転を行い、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の海洋の健全性の改善と、開発における海洋生物多様性の寄与向上を目指す

14.b小規模・伝統的漁業者に対する、漁業および市場へのアクセスを提供する。

14.c我々が望む未来のパラグラフ158にある通り、海洋および海洋資源保全・持続的利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋および海洋資源保全・持続的利用を強化する。

Goal 14

Conserve and sustainbly use the oceans and marine resources for sustainable development

http://ungcjn.org/sdgs/goals/goal14.html

まとめ 今日からできる海を守れるTo Do 5つ

  • 簡易包装のモノを選ぶ
  • 天然素材の生地の衣類を選ぶ
  • プラスチック製マイクロビーズを使った洗顔料や歯磨き粉を選ばない
  • 使い捨てプラスチック容器を選ばない
  • 海のエコマーク(MSC認証・asc認証)のついた商品を選ぶ

地球にやさしいく環境にも優しい洗剤を選ぶだけでもOK。海の豊かさを守れる行動を増やしつつ、破壊を加速させる行動を減らしていくことのどちらも同時にやっていこう。これが私たちのEthicalChoice。

Your Choice, Make New World

シロクマ