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自分でやる「片づけ祭」で見逃されがちな失敗ポイント5つ

約6分

今回はセルフで行う『片づけ祭』で「ココが甘くて失敗してるな、、、」という盲点ポイントを現役こんまり片づけコンサルタントがお伝えいたします。

みんな大好き「片づけ祭」♪

片づけ祭りを自分で行う方は多いのですが、小物まできっちり仕訳けてすべてのモノに定位置を与えるところまでたどり着けた方はほとんどいらっしゃいません。SDGsが「誰も取り残さない」を掲げるように「片づけ祭り」は「どのモノも仕分け残さない」のが鉄則です。

一度「片づけ祭り」を始めると決めたならば小物まではかなりの気合と時間とエネルギーをささげましょう。その見返りは人生を変え、恐らく生涯収入まで大きく変えてしまうほどで必ずや回収できますのでご安心ください。

投資に見合う効果を感じるのは片づけ直後から1年程度。その後は投資を上回る経済的・精神的効果を実感し、「あの時、片づけ祭りを終わらせといて本当によかった、、、」とご自分の選択と決断を生涯肯定し続け、自信と言う名の財産となるでしょう。

最近はこんまりさんオリジナルの片づけ動画が販売されていますので、セルフ片づけ祭りは以前よりずっと身近なものになりました。世界中のたくさんの方がこんまりメソッドを楽しんで人生を変えています。

ここがダメだとグズグズに

楽しんで片づけられるのが一番ではありますが、片づけ祭りはフツウのお片づけとは違って人生かけて行う一生で一回しかできない現代人の通過儀礼。楽しく行っていただく部分とめちゃ厳しくチェックする部分のメリハリも大事です。

セルフだとどうしても甘くなって、それが原因で片づけ祭りの完成度に響いてくる痛恨のミスポイントがあります。そこが甘いと全体的にグズグズになっちゃうので欲しい結果にたどり着けません。

衣類パートに限らず、全カテゴリーで気をつけていただいたい痛恨の残念ポイントを先に知っておけばもう大丈夫!ではいきます。

①「全出し」が甘い

「全部」といったら家中からホントに全部集めてください。「あそこにあるやつは全部要らないやつだからいいや」も「あそこのあれは全部大事だからいいや」もなしです。「全部」と言ったら全部出す。ここが甘いのがセルフ片づけの失敗の一番大きな要因です。

ここは例外なしに出し切ってください!家じゅうの衣類を出し切らないなら、もうやめちまえって気合がその後の片づけの完成度を高めます。人生かけてるんだからここで出し切って損はなし!!

②「う~ん」と言う間を持つ

「う~ん」と言ったり思ったりした時点でそれはときめいてないモノで、手放す方向性にあるモノです。ときめきチェックはテンポが命。餅つきのつく人と「よいしょ!」とやる人ほどの早いテンポが正解です。餅つきのときどちらかが「う~ん」と間を崩したら餅は完成しない。片づけ祭りも完成しないのです。

③立ってない

これは衣類カテゴリーだけになりますが、それなりに本を読み込み、こんまり片づけノートを書き込み、こんまりに精通しているのに、こんまり畳みをしているのに、畳んだ衣類が立ってない。なぜ、、、、?なぜなんだー⁉と涙がでそうになるのはコンサルあるあるです。せっかく全部こんまり畳みされているのに全部立ってないことも。こんまりメソッドは愛されているが正確に伝わってないんだなと、一層のコンサル活動に奮い立たせていただける瞬間でもあります。

こんまり畳みは立って正解。立つことで自立して収納する時も取り出す時もスムーズになる利点があります。立ってないならこんまり畳みをする意味は50%ありません。気休めはやめて、畳むなら立つのを確認してからしまいましょう。

こんまりHoldは「自立」が命。自立してる人がステキに見えるように、自立する衣類たちはなぜか誇らしげに輝いて見えます♡

④なんでも立てるが浸透してない

本も後半の方に書いてあるのか、収納のコツは「なんでも立てる」ことなのですが、忘れられがち。とにかく何でも立てて収納できないかを手が勝手に動きだすくらい徹底したいところです。

でもこのあたりはちょっとは甘くていいかな。ここまで来てる方は小物を仕分け終わり、すべてのモノに定位置を与えている段階なのでもうご自身のときめきで全部判断してもOKと思ってます。

すべからく立てる。立たないモノも立てる。横の方がしっくりくるモノだけそうします。片づけは小さなことがすべてなので、忘れずにいて欲しいポイントです。神は細部に宿る。片づけの神も当然細部に宿るのです!

⑤ひとカテゴリーをキチンと終わらせていないまま次へ行く

これねぇ、、残念ながらかなりのあるあるです。そしてひとえに①のように出し切ってないことが原因でもあります

片づけていくカテゴリーの順番を間違えるのも絶対NGなんですが、次のカテゴリーに行くまでに今のカテゴリーを選びきっておくことがどんどん楽しくなる「片づけ祭」の秘訣です。

特に「小物があふれて困っている」のが「衣類がクローゼットに納まらない」の次にみんなが困ってるポイントのため、隙あらば小物をちょこちょこやり始めてしまうことがよくあり、その気持ちはとってもわかるのですが(コンサルだって人間だもの)、、、そこはグッとこらえていただきたい。

小物より前のカテゴリーをキチンと終わらせた者だけが授けられる、ときめき力・手放し力・忍耐力、、、、そういった神秘の片づけパワーを身に付ける前に「小物」という最難関パートに手を出してはエネルギーと時間の無駄遣いにつながってしまい、結局「いつも片づけできないワタシ」みたいな間違ったレッテルをご自身に貼ってしまうことになるからです。

最短で小物を片づけたくば、片づけの順番をキチンと守るべきなり!なのです。

要するに「全出し」の甘さが失敗の9割

セルフであってもコンサル付の片づけレッスンであってもやっぱりここに片づけの完成度は起因するかなと思います。

自分を変えるには今の自分を出し切ることが大事。何が好きで何がキライで何が得意で何を大切にしているか、、そういった自分の棚卸の時もいいとこ、悪いとこ含めて「全出し」することで本当の自分の良さが見えてきます。

片づけ祭りでモノを全出しすると、モノの良さもさることながら自分の良さが見えてきます。最初のうちは自分の弱かったとこなんかも見えてちょっと切ない気分になりますが、ちゃんと責任をもって手放す儀式をすることでその時の弱さを超えて、傷みも輝きに変えて、あなた自身がどんどん輝きだします。

セフル「片づけ祭り」のいいところは時間を気にせずとことんモノと向き合えるところ、、、と言いたいのですが、実際はだからこそキツイ。日曜の朝から初めて夕方になっても終わらず、夜になっても片づかないまま月曜の出社を迎えた夜が何度あったでしょうか?

私だって自分でやると絶対途中からネットフリックス流しちゃう。そしてそっち見ちゃう。人間ってそういうものです。

そういう悲しい経験を増やさないためにもプロのコンサル付のレッスンをおススメします。

コンサルタントをつける「片づけ祭り」はとにかく決まった時間内で精度の高い祭りができるので、人間の一番大切な有限資源「時間」を節約できます。なにせあなたは目の前に出されたものが「ときめくか/ときめかないか?」だけに集中できますから、非常に精度の高い仕分けができるわけです。

風の時代に入った今こそ、人生にたった一度の「片づけ祭」をムダなくムラなくやりとげましょう♪

「片づけ祭」レッスンは下のボタンより日程をお選びください。

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