国際社会は2015年のパリ協定を採択し地球温暖化に取り組んできましたが、気候変動はもはや手が付けられないレベルになっていることはあなたも感じているのではないでしょうか。この記事では今から私たちができることを真剣に考えます。
気候変動が深刻なことになっている
世界中の異常気象、想定外の災害も多くは人間の活動から生じる二酸化炭素による地球温暖化に起因しています。、このままなにもしなければ今世紀中に地球の平均表年温度は3度以上高くなると予想されています。
ひとたび気候変動による大災害が起きれば、弱い立場にいる人々は被害をダイレクトに多く受けてしまいます。その結果、職を失う、貧困が進む、飢餓のリスク、健康・衛生の不平等が連鎖的に起きてしまい、「誰ひとり取り残さない」というSDG’Sの強い意思のもとに作られたゴールの達成はますます難しいものになってしまいます。
地球を守るために今すぐ行動を起こさないといけません。でもなにをすればいいのでしょう。まずはごく一般的なことから少しずつ知っていきましょう。
ターゲット13-1 気候変動に強くしなやかな対応力と適応力を
激化する異常気象
- 猛暑日が増えている
- 豪雨や水害が増えている
- 竜巻が増えている
- 桜の開花が前倒し
日本でも命を脅かすほどの気候変動の影響を毎年、しかも年々強く体験するようになっています。
- 熱波
- 干ばつ
- ハリケーン
世界でもこういった影響は年々激しく多発するようになりました。
原因はもちろん地球温暖化です。
二酸化炭素(76%)、メタン(16%)などが温室効果ガスとなり地球を覆い、その量が多くなっていることで太陽からの熱の吸収がますます増え、温暖化が止まらなくなっているからです。温暖化対策は急務中の急務となっています。
2036年夏、北極海から海氷が消える
空中の気温上昇とともに、雪や氷のない海面積が増えると海水への太陽光の吸収率は格段にアップしてしまいこれがまた温暖化を加速度的に進めてしまいます。
海面への太陽光の吸収率
雪をかぶった氷の下の海面 15%
雪のない氷の下の海面 35%
氷のない海面 93%
北極圏の永久凍土が溶ける
1年中溶けることがない凍った土壌のはずだった永久凍土が温暖化の影響で溶け始めていることが確認されています。
永久凍土が溶けると閉じ込められている温室効果ガスのメタンや二酸化炭素を放出し、世界的な温暖化をさらに進めると懸念されています。
また永久凍土は固いので北極圏の地層を安定させていましたが、温暖化によって浸食や地盤沈下も進むといわれています。閉じ込められていたウイルスが放出されるともいわれていて地域の住民や動植物の生態系も脅かすことになります。
北極圏の氷が解けることは国際紛争を引き起こす?
温暖化により北極圏の氷が解けると海水上昇することは想像に難くありません。海抜の低い国は国土が失われる危機に瀕していることはたびたび報道されていますね。
しかし氷が解けることの影響はそれだけではありませんでした。現れた土地に未開発資源(原油の埋蔵量は13%、天然ガス30%、コバルト、ニッケル、金にあるとわかっています)を中国、アメリカ、ロシアなど大国が狙っているころから開発による環境悪化とともに国際紛争の新たな火種になっており、こちらも国際社会での注視が必要です。
気候変動は止まらない だから備える・抑える
気候変動の影響に備えること、気候変動を抑えること
国境を越えた地球全体の問題なので国際レベルで協力して解決策を考え実施することが必要。先進国は資金面で多くの協力を行うこともターゲットの一つになっています。
先進国が緑の気候基金を始める
先進国のみが温室効果ガス削減の義務を負う「京都議定書」(1997)、先進国・途上国の区別なく対策を実行するよう義務付けている「パリ協定」(2015)を経て、国連気候変動サミット(2019)では65か国が話し合いの末、2050年までに温室効果ガスを実質ゼロとする約束をし、国際基金を増やし途上国への援助を支援することにしました。
ターゲット13.aでは気候変動に対処するため「国連気候変動枠組条約」を組んだ先進国が緑の気候基金を始めることになっています。
ちなみに日本の温室効果ガス削減目標値は2030年までに2013年度比で26%減としています(EUは40%)。
プラごみ対策 レジ袋有料化
容器方法リサイクル法(Goal12 )が改められて2020年7月からレジ袋が有料になりましたね。国内で年間900万トンのプラごみの内、レジ袋はその数%と言われていますが、身近なレジ袋が有料化するインパクトで消費者意識を高める狙いもあります。
できることからすぐさまやろう!ゴール13に有効なTo Do5つ
- 電球型LEDランプに変える(できれば省エネの電気製品に買い替え)
- 災害備蓄を用意する(災害は何度もやってくるのが新生活の新常識)
- 自主的避難訓練(会社帰りに避難所をチェックしながら徒歩帰宅してみる)
- 使い捨てプラスチック製品をやめて代替品を探す(そもそもプラ製品が代替品だった)
- アル・ゴア元米副大統領の映画「不都合な真実」を観てみる(続編もある)
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