Sans Limites

(サン リミット)

For SDG’S Goal12 ホントにこれだけ?ザッと知ってパッできちゃうTo Do 3つ

約9分
SDG'S Gosl12 つくる責任つかう責任
つくる責任つかう責任

ゴール12 つくる責任つかう責任 は全部で17個あるゴールの中では私たちが日常的に取り組みやすい行動が多く、また唯一比較的にすぐに数値で効果を感じることができる分野です。

SDG’Sのゴールは17もあり、そのどれも緊急性が高く、重大かつ重要です。だから余計とっかりがみつけづらい。昔からものすごく意識高い系の人間ではない限り、新習慣はハードルが低く、かつ、結果の見えやすいものがいい。

たいだいひとつのゴールにひとつの新習慣だけでも17個もの新しいTo Doができてしまいます。これはかなり大変。大混乱です。ですのでここではほんとにこれだけ?という誰もがやらないいいわけできないほど簡単なTo Do3つだけをご紹介します。

結局は気軽になんとなく始められたことのほうが新しい習慣として長くつづきます。SDG’Sは期限が迫っているとはいえ、2030年が来たら目指さなくてよくなる問題ではありません。ず~っと恐らく一生続けていけるTo Doをまずひとつ、、慣れたらもうひとつ、、と増やしていきましょう

つくる責任は消費者の私たちに無関係?

私たちが望むモノが作られて、私たちが望むからより安く良いモノが作られます。

問題は主に「量」。

大量生産・大量消費・大量廃棄型経済によりこの100年で環境はを悪化の一途をたどっています。持続可能な生産・消費パターンに変化させるには「より少ないもので、より良い成果を上げる」ことを目指すこと。限りある資源を効率よく使い、省エネを進め、すべての人が環境にやさしい仕事につけるようにすることがゴール12の解決策です。

これまでの「エコ」との違いは、製品が地球にやさしいだけでなく、とりまく”すべての人に自然環境に配慮した働きがいのある仕事と質の高い暮らしへの道を開く“生産体制が望まれているところ。

エコバックが環境悪化や汚染につながる方法で生産され、現地の弱い立場の人々を搾取するような労働条件のもとで加工され、流通されているなら、それはもう「エコ」でも大きな意味でグリーンウォッシュといってもいいでしょう。「エシカル消費」でないことは確かです。

すべての物質は大気圏を含めた地球の中で循環していますので、地上のどの資源にも限りがあるのです。今までと同じ生産方法ではとても持続できず、恵みの少ないスッカスカの地球を後世に遺してゆくことになります。

「私は”つくる人”ではないから、私にはできることはない」「関係ない」というわけにはいきません。生産者、企業、小売業者から政府、最終消費者の私たちひとりひとりにいたるすべての人々、製品の原料から廃棄されるまでの過程に関わるすべての人々の協力が必要不可欠なのです。

覚えていますか?日本のリサイクル法いろいろ

エシカル消費には健康や環境に与える影響が最小になるよう製品ライフサイクル(原料から製造、輸送、使われて捨てられ、再生されるまでの「製品の一生」)を変えていこうという意識も取り込まれています。

2001年、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型経済から、循環型(持続可能ということ)に経済社会を変えていくために、循環型社会形成推進基本法が施行されました。これを実現するために様々な法律ができました。

家電リサイクル法(2001年施行):白物家電は小売店が引き取り、家電メーカーがリサイクルの義務化

容器包装リサイクル法(2000年施行):製造業者に容器包装ごみの再商品化を義務化

パソコンリサイクル法(2003年施行):使用済みPCの回収と再資源化を促進する法律

グリーン購入法(2001年施行):官公庁はエコ製品を優先的に買わなければいけない法律

食品リサイクル法(2001年施行):食品ごみを減らし、リサイクルの義務化

建設リサイクル法(2002年施行):建築廃棄物の分別・リサイクルの義務化

自動車リサイクル」法(2005年施行):自動車部品のリサイクル義務化

小型家電」リサイクル法(2013年施行):使用済みケータイ・デジカメなどからレアメタルを取り出して再資源化を促進する法律

つかう責任ってなんですか?

持続可能な未来へつながる生産と消費のパターンを世界全体で見直し変えていかなくてはいけません。特に消費量の多い先進国から積極的に徹底的に実行することが効果的なのがこのゴールです。

所得が高い国々の一人当たりの天然資源消費量は所得が低い国々の13.5倍。私たちが今の生活で使う水、プラスチック(石油資源)、食べ物を今日から14分の1にすれば天然資源消費量格差は少なくなります。ですが仮に達成できたとしても人口が増え続けている以上、今と同じ生産方法ではやがて資源が枯渇してしまうことは明らかです。

使う、食べる、つまり消費活動をするすべての人間が意識すべきなのが「つかう責任」です。昨今よく耳にする2つの問題について少し考えていきましょう。

フードロス問題

フードロス・食品ロスとは売れ残り、期限切れ、食べ残しなどでまだ食べられるのに捨てられてしまう食品廃棄物のことです。日本の食品ロスは飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量320万トン(2014年)の約2倍です。同じ地球で同じ時間に一方では食べきれなくて捨て、一方では食べ物がなくて命を落としているんですね。

日本の食品ロスは年間643万トン(2016年)でこれは食品廃棄物全体のの23%にもなります。一人当たりにすると年間51㎏の計算です。

人間ひとりの体重分くらいですね。想像してください。ある朝の満員電車が全部食品ロス、ある日のオフィスのワンフロア全席が食品ロスだったらと、、、。やっぱり多いですよね。

食品ロス643万トンのうち家庭から出ているロスが291万トン(45%)です。逆にいえば最も身近で最も変えていきやすい問題と言えます。

プラスチックごみ問題

カメの鼻からプラスチックストローを抜いてあげる映像で一気に紙ストローへのムーブメントが起きたり、2020年7月からレジ袋が有料になったことで、最近一番目にすることの多い問題がこのプラスチックごみ問題です。

プラスチックは完全に分解されない性質を持つので細かく砕いても消えることがありません。特にマイクロプラスチックごみ問題は深刻で、これはタイヤからも靴底からも、合成繊維の衣類からも排出され続けており、意識するのが難しいことこともあり対応が急がれています。ゴール14の「海の豊かさを守ろう」で詳しく勉強していきます。

日常生活を送るだけで不本意にも増やし続けけてしまうプラごみをどうするかが世界中の悩みのたねとなっています。

フードロスを防ぐため個食に特化したり、新型コロナ対策で一人分をプラスチック容器に入れる一方で、プラスチックには油が付きやすい性質があるため、コンビニ弁当容器を新たにプラスチック製品にリサイクルするのは難しく、捨てされたプラごみは最終的に海に流れ、海洋プラスチック汚染の原因になってしまいます。

年間903万トンもある日本の回収されたプラごみは焼却・埋め立て・リサイクル(製品リサイクルは20.8%)・海外輸出のいづれかの道をたどっています。

プラごみを焼却すれば二酸化炭素を出して地球温暖化につながります。リサイクル処理輸出の一番の受け入れ先だった中国が2018年に輸入を禁止してしまいました。

プラごみはライフスタイルからでるごみでもあります。今や日常生活に切っても切れないプラスチック製品とそれにより引き起こされる地球規模の気候変動・環境破壊。まさにミクロとマクロの視点で解決法を見出さなくてはいけません。

ひとりひとりが使用量を減らす、代替品を使う、プラ製品は極力使わないというエシカルチョイスをしていくしかこれといった対応策がない、頭を抱えたくなる大きな目標です。

つくる責任もつかう責任も私たちのEthicalChoiceでできている

Goal12達成のために私たちができることは多くあります。

  • リサイクルショップ・リサイクルサービスを利用する
  • 修繕して使う
  • 食べないものを買わない
  • プラスチック製品を身の周りから減らしてみる
  • 過剰包装を断る
  • 詰め替え製品を選ぶ
  • 容器を分別して回収BOXを利用する
  • その他

昔のモノの少ない時代の生活様式に戻すようなイメージで、丁寧な暮らしを選びましょう。

こうしてみると目新しいことはなく、昔からやってる人はやってることばかりな印象ですね。これまでエコ意識の高い人々だけがずっとやっていたことを、今後はみんなでもっと本気でちゃんとやることで結果をだしていけそうです。

直すより買ったほうが安い時代に育った私たちができること

大量消費時代に育った私たちは「直すより買ったほうが安いし早い」経験があります。

Amazonを利用し始めた頃を思えていますか?「なんでもある」こと、また「すぐ届く」ことそして「送料無料」(当時)だったことにに驚いたはずです。そして夢中になって買い物を楽しみました。やがてAmazonの存在は私たちに深く浸透し、その頃から「直すより買ったほうが早い」「探すより注文したほうが確実に手に入る」という新しい概念が根付いてしまいました。

「なぜ直すの?買ったほうが早いし、今のよりいいやつがくるのに」そう誰かに尋ねられてたら今日まで培ったSDG’Sの知識を総動員して答えてあげてください。

簡単に「買える」現実と「すぐ手に入れたい」欲求に無反応にポチってしまう自分に対し、一瞬でいいので「この選択はエシカルか?」と考えるクセをつけていきましょう。

通販は小さなものも段ボールに入ってやってきますので梱包資材はどうしても過剰になってしまいますし、店先でのように断ることもできません。送料を無料にするためについ不要なモノまで買ってしまうこともあります。

もちろん必要なモノ、エシカルな商品、エシカル活動に貢献している会社の製品などは購入して経済を回していくことも大事なことなので、これからは買った後どのように消費していくかも考えて買い物をしてききましょう。

必要より多い量を買うのをやめる

買ったモノは大切に使い切る

消費しきる

買ったら愛情をもって消費する

買う前にまず「買わずになんとかできないか?」を考えるのが一番簡単なエシカル消費ですので試してみてください。(わりと今あるものだけで対処できることが多いです)

まとめ:Goal12 に今すぐパッと貢献できるTo Do 3つ

  • コンビニでお箸やスプーンを断る 過剰包装も断る 
  • 店では消費期限が近いものから買う 食べきれない量を買わない
  • 迷ったら「買わない」

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シロクマ

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