Sans Limites

(サン リミット)

『クィア・アイ in Japan!』を観て【片づけ目線レビュー】

約7分

2020年も暮れる頃、やっと初めてネットフリックスの「Konmari~人生がときめく片づけの魔法」を観ました。

自分が片づけコンサルタントなので「感動」は現場で見れるのもあってここまで観ないでいました。この番組への感想はまた別の機会か、もうすぐ始まるシーズン2でつづっていきたいと思います。

ネットフリックスの罠にはまる

さて、ネットフリックスを見始めたら当然おススメ地獄から抜け出せず「Konmari」に続き→『クィア・アイ 』を一気見したあと→スペシャルシーズン『クィア・アイ in Japan!』の4話まで観てしまいました。

『クィア・アイ 』

『クィア・アイ 』はファブ5と呼ばれるエキスパート達(ファッション担当のタン・フランス、インテリア担当のボビー・バーク、美容担当のジョナサン・ヴァン・ネス、カルチャー&メンタル担当のカラモ・ブラウン、フード&ワイン担当のアントニ・ボロウスキ)5人がそれぞれの得意分野を使って自信をなくして殻に閉じこもった人、過去の傷から立ち直れない人、自分を後回しにしてすり減ってしまった人に寄り添って、新しい一歩を踏み出せるよう変身を助ける内容でエミー賞を4度受賞したNetflixの人気リアリティ番組です。

アメリカ版の『クィア・アイ 』では人生で何かを見失ってしまった人が生きる意味を取り戻し、特に女性が見違えるようにキレイになるのを見るのが好きなので女性回ばかり観ていました。

でも『クィア・アイ in Japan!』では男女を問わずどの回も興味深く観ることができました。やはり同じ日本の地続きに、同じ閉塞感を感じながら生きてきた人々の話なので、巻き込まれ度が高いからなのでしょう。『㏌Japan』のほうがより身近に、より深く感じるところがありました。

“啓示”を受け入れられるかがキモ!

In Japan編は『Konmari』で日本人のこんまりさんがアメリカ人家庭に受け入れられるような、「異文化人枠」を逆に使ったバージョンで、私たちにとってはっきりと「ガイコク人」である彼ら(ファブ5)に家に入られるほうが受け入れやすい不思議を感じながら、ファブ5マジックを見続けていました。

人間って不思議なもので、近い存在や似てる存在よりも全然知らない人からのほうが、アドバイスや忠告が入ってくるんですよね。

親や家族の言うことは1gも入ってこないのに、よその子の発したひと言や、たまたま話した人から欲しかった答えを得るようなことは案外多い。きっと家族も同じようなことは言っていたのかもしれませんが、こちら側が完全に耳をふさいで心を閉ざしていたのでしょうね。大したこと言ってないのに、やけにハッとさせられることってよくあります。

母国語でないほうがいいことも

そして自分が外国にいた時感じたことなのですが、母国語でない会話の中では自分の内側で翻訳するので言葉が入ってきやすいというか、”啓示”を受け取りやすいんですよね。相手が伝えたいことの言外の大切な部分を受け取りやすい状況下にあるからだと思います。

言葉って字ずらで理解できればできるほど勝手な解釈や思い込みで本当に相手の言いたいこと、伝えたいことから遠く外れてしまうことは多いんですよね。

そこが外国語の中だと、言外の意味やメッセージを全力で読み取ろうとするのでかえって的確にわかることがある、、、。

ファブ5の5人は非常に言葉を選ぶ方たちなのもありますが、異文化人からの客観的なアドバイスだから余計的確に染みた、刺さった部分があるのだと思います。

片づけの現場でも

片づけ現場でも、家族の小言も片づけコンサルの言うことも言葉としては同じ場合があります。最終的には「それ、手放してみましょうか?」ということになりますから(笑)。でも、近すぎる家族よりも、異文化枠から来た片づけコンサルタントという赤の他人から言われることは不思議と抵抗感なくココロに入り、抵抗なく手放すことができたりします。

『Konmari』で自宅に東洋の白い妖精がやってきて「ときめきますか?」とささやかれたら、何十年も変えなかったポリシーでもスッと手放せてしまうのにもそんな要因があると思います。

自己肯定感と自分らしさを抑え込まれる国

『クィア・アイ in Japan!』はアメリカでも放送されたのですよね?外国の方はどんな感想を持ったのか興味あります。

『 in Japan!』では依頼人(?)はとにかく恐ろしく自己肯定感が低く、自分らしさにいたってはなんなら墓場まで持っていく覚悟がある一般的な日本人の方ばかりだったので、同胞の私は共感して納得しながら観れたけれど、外国の方は理解しきれなかったのではないでしょうか?

自分らしさを抑え込むのは魔法のスキル

自分らしさを押し込めるって職場や世間との摩擦を極限まで減らせる人類の知恵。余計な摩擦で消耗することを避ければ、自分の元気や時間を失わなくて済みますものね。それはそれで大切な生きるスキルのひとつだし、時に思いやりに通じることもあり持っていたスキルだと思っています(使う/使わないの問題ですね)。

みなさん主に会社や職場で「自分」という個性は極力抑えていると思います。ところが悲しいかな現代人は睡眠時間より会社で働いてる時間が長いんですよね。

1日のうち、自分らしくいられる時間と自分らしさを抑え込む時間はどちらが長いですか?

働くパパやママならば家に帰っても誰かのママ、誰かの妻。100%自分らしくいられるのは寝てる間の6時間だけ、、、なんて方も多いのではないでしょうか?

魔法の効力は強い

自分らしさを抑え込むという秘儀は便利なアイテムだったのですが、その効力は強すぎました。便利すぎる上に、その時間が長すぎていつの間にからしさを押さえた自分にあなたの人生の主人公のポジションを取られてしまったのです。

コロナ禍で自分らしさを問われる時代になって「あれ?自分らしさってなんだっけ?」と自分迷子になっている方が増えました。

自分らしさを探すのってとってもイイコトなのですが、自分探しって内側に入っていくと終わらないんですよね。。。

深淵を覗き込むモノは深淵にものぞかれているって感じで、自分探しを精神的に行って行くものは永遠の旅の世界に迷いこんでしまうことが多々あります。これが自己啓発セミナーに何度言っても啓発本を何冊読んでも人生が変わらない理由でもあります。それはそれで崇高なことなので趣味で続けていただきたいところです。

やりやすく、かつ結果が出ることから始めよう

内側へ旅する作業より先に、目に見える部分の自分を変えてしまうことをおススメします。結局は同じ自分なのだから、外見も中身も相互に影響しあっています。外側を自分らしく整えたら、内側も自分らしく同調してきます。

『クィア・アイ 』はヘアやファッションやインテリアから、

『こんまりメソッド』は持ち物から、

自分らしさを確認していきます。

目に見える部分を変えるから、確かな実感として「自分らしさ」を体感できる。視覚と触覚から変化を確認できるから、その瞬間にココロが安心して「自分らしく」生きることを表現しはじめてくれるのです。

視覚のパワーを使う

視覚のパワーを侮ってはいけません。そもそも視覚を強化することが捕食や生き残りに圧倒的に優位だったがために脳から伸びて外に出ちゃったくらいの器官なので、目に見えるモノって生死に直接関わってくるのです。

あなたが朝起きて目に入ってくるモノ、職場で目にするモノ、帰宅して見えるモノ、、、それらによって今とこの先の人生の豊かさが大分変わってきます。

家で目に入るモノが「自分らしい」モノだけだったら、人生も当然「自分らしい」ものになるのです。単純でしょ?

クィア・アイ大好きなので今後も楽しみですが、なんとなんと『KONMARI』も夏にシーズン2が始まります

今回は物質的な片づけだけにとどまらず、チームやプロジェクトや人脈などの見えないモノや情報の領域にも入っていくそうですよ。

しかもしかも!撮影チームにクィア・アイ制作スタッフを迎えているそうで、これはもう『クィア・アイ』×『KONMARI』の夢のコレボレーションじゃないですか!これは期待せずにはいられませんね。

時代は物質の片づけから無形資産の片づけに入っています。

まだ物質的なモノに迷わされている方は夏までには片づけレッスンを受けて、のびのびした気持ちで『クィア・アイ』シリーズ一気見と夏の『KONMARI シーズンⅡ』を楽しみましょう♪

こんまり片づけレッスンの日程・申込みはこちらから⇩

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